
有馬温泉といえば「金泉」「銀泉」って聞いたことがあるような、というくらいの方が多いかと思います。
まずは色、金泉が赤褐色に対して銀泉は無色透明。金泉の色は源泉から湧き出てくるときはほぼ透明ですが、空気にふれることで酸化して赤褐色になるのです。お湯がでてくるところをぜひ見てみて下さい、きっとほぼ透明ですから!
泉質は金泉が鉄分や塩分を含みます。塩分は海水の5倍とも言われていて日本一しょっぱい温泉と言ってもいいくらいなのです。それに対して銀泉は炭酸泉とラジウム泉、私はシュワシュワと肌に吸い付く感じがします。
効能は金泉が神経痛や筋肉痛や関節痛、慢性の皮膚病や婦人病など。銀泉が神経痛やうちみ、疲労回復などと言われています。この2つのお湯の相乗作用が胃腸病や神経痛にも良いと言われています。
有馬温泉の中に「杖捨橋(つえすてばし)」と呼ばれる橋があります。昔、湯治に来た人たちは皆杖をついてきましたが、帰るときにはみな杖を捨てて帰ったとか。
有馬温泉の約40ヶ所以上の泉源がありますが、歩いていける温泉街の中心地にも天神泉源、妬(うわなり)泉源などがあります。どこの泉源も有馬の路地を歩いていくと見つけられますが、ぜひその路地の地面を見てください。アスファルトや溝までが赤褐色なことに気づいてもらえると思います。
有馬は日本最古の湯と言われていますが、このお湯がコンコンと湧き出ているからこそ、観光客の皆さんが足を運んで下さり、私たちが暮らしていけるのです。これからもこの貴重なお湯を枯らすことなく守っていくことが、有馬に住む私達の役目ではないでしょうか。
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陶泉御所坊・高 078−904−0551